日光杉並木マラソン2019
2019年8月4日、東武日光線新栃木駅から朝5時台の電車に乗り「下今市駅」に向かう。
そう“日光杉並木マラソン2019”に参加するために。
真夏に開催されるこの大会。マラソンと言っても10kmなので、夏の練習の一つとして毎年参加しています。
と言っても、まだ2度目の参加ですけどね。
「クルマで行けばいいのに」という声も聞くが、やはり自分は“ゴール後に何より先にビールを飲みたい”のである。
「だから大会は電車で行くのが一番である!」
会場に近づくと、iPhoneにメッセージが。同級生の「海老ちゃん」からだった。
「サッカーゴール付近にテントを張っているので、良かったら合流しませんか?」というお誘いだった。SNSの投稿で参加を知っていたからだろう。ありがたい。もちろん合流した。地元の大会はこういうところがいいね。
スタート前「ただいまの気温27度…」というアナウンスがあった。やはり杉並木の中は涼しいのである。先人の知恵に感謝しながらスタートを待つ。
いつも独りで練習しているので、大会で様々なランナーたちと出会えるのが、とても楽しいい。今回もゴール後に前にいたカップルとちょっとお話しした。女性の方が、嬉しそうに、
「1時間切れた〜♪」と言っていたので、黙っていられずに、
「すごいよ。しかもこの暑さなのに」と話しかけてしまった。さらに男性の方はミッキーマウスの扮装なのに彼女に伴奏し、余裕で10km走っていたので、
「サブ4ランナーでしょ?」と聞いたら、
「もう少しでサブ3」だそうだ。やっぱりね。仮装ランナーはみんな実力者なのである。
ゴール後、さっと着替えて、海老ちゃんと同僚さんと記念撮影をした。高校時代陸上部の海老ちゃんは、サブ4ランナーだが、現在膝を痛めていて絶不調のはず。内心、今回は勝てるかも?と思っていたが、中盤であっさり抜かれてしまった。故障しているとは思えない軽やかな走り。やはり本物は何かコツを会得しているんだなと感じた。
帰りはクルマで来たお二人に便乗して栃木まで送ってもらってしまった。しかも車内で独りだけビールも飲んでしまった。いや〜地元の大会は楽しいね。来年も出たいな。