高3の大晦日にはじめてステージを観てファンになった「シーナ&ザ・ロケッツ」その後栃木会館での地元ライブ、パルコ劇場でのニューイヤーロックフェス、仙台でのロックンロールオリンピック、野音のブルースカーニバル、クレイジーダイヤモンドetc…。そして時は過ぎ2020年2月8日に地元栃木市の「岩下の新生姜ミュージアム」で久々にその姿を目にした。そんな僕の「シーナ&ザ・ロケッツ」の思い出をここに残しておきます。
※写真はすべて撮影許可が出ていた、2020年2月8日「岩下の新生姜ミュージアム」でのライブで撮影したものです。
シーナ&ロケッツとの出会いは高3の大晦日に友だちの新一郎くんと行った「'79~'80浅草ニューイヤーロックフェス」だった。初めてのロックフェス、しかも浅草国際劇場という歴史もある大きな劇場だったので田舎者の僕たちにはいろいろ刺激的だった。目にするもの全てが新鮮で全部覚えている。当時若者に流行っていて皆んなつけていたコロン「タクティクス」の香り。MCのアイ高野さん。そしてトップバッターが、ショーケンのレコーディングで知り合って結成したというバンド、パーティー。一曲目が「ストロベリー・キッス」両サイドの巨大なスピーカーからギター、ベースの爆音が鳴り出す。新一郎くんの
「最高〜♪」の言葉が忘れられない。
実はこのロックフェスに来た目的は“ショーケンを生で観る”ことだった。出演者の名前には「萩原健一」の名前はなかったが「柳ジョージ&レイニーウッド」が出るので、必ずショーケンも来るだろうと読んでの参加だった。なので、当時のテレビ、ラジオに出ていない、日本のロックンロールバンドは全く知らなかった。そして、いよいよその瞬間が訪れる。シーナにも目を見張ったが、ちょっと下がった位置で、シルバーのジャケットに長身サングラスで飄々とギターを弾く鮎川さんは、ソリッドな人造人間のようで、とても同じ人間とは思えないほどカッコよかった。
翌年の春に「真空パック」を買って、夢中になって聴いていたっけ。そして確か5月に、なんとシーナ&ロケッツが栃木県に来ることを知る。そしてまた二人で今はなき栃木会館「シーナ&ロケッツ・RCサクセション」コンサートに行った。前述の「浅草ロックフェス」でRCサクセションも観てファンになっていたので、夢のような組み合わせに驚いたものだ。その時のステージで忘れられない思い出がある。先にステージに登場したのはシーナ&ロケッツ。もちろん僕たちは席を立ち最前列に押しかけた。しかしそんな、はしたないことはやらない知らない善良な栃木県民のお客さんから、「座りなさいよ〜!」と散々怒られた。しかし僕たちはそんな言葉には耳を貸さず、ずっと最前列で盛り上がっていた。「オフコースとは違うんだよ…」心の中でそう思っていた。この日のシーナはゴールドのタイトスカートで、最前列で見上げていた僕がスカートの中を除いていると思ったのか
「コラッ」という顔で微笑んでくれたのを今でも忘れない。
そして20代になってからも、今度は今の家内といろいろなフェスでシーナ&ロケッツを観た。「パルコ劇場ニューイヤーロックフェス」「仙台ロックンロールオリンピック」「日比谷野音クレージーダイヤモンド」「ブルースカーニバル」etc…。そして家庭を持って仕事も忙しくなり、いつの間にかシーナ&ロケッツのステージからは遠のいてしまった。そんなある日。なんと地元栃木市の「岩下の新生姜ミュージアム」でライブを観られる機会が訪れたのである。整理券番号3をゲットして最前列で観ることができた。岩下社長には心から感謝です。ライブ終わりには鮎川さんと握手もできたし、忘れられない日になりました。
「ありがとうございました」