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甲子園観戦日記(2)

朝から甲子園周辺散歩

翌日はちょっと二日酔い。でも、せっかくの甲子園の朝なので周りを走ろうと外に出た。が、二日酔いで走れず散歩に変更。朝起きて歩いて1分で甲子園に来られるって夢のようだ。街の雰囲気もいいね。昔はライト後方に「虎風荘(こふうそう)」という阪神タイガース若手選手寮があったが、今は無くなっていた。背中に「石橋」の文字が入ったオレンジのTシャツを着ているといろいろな人に話しかけられる。ある人は石橋高OBで、チケットは無いがとりあえず水戸から甲子園に来てしまったという。
「試合前にアルプスの入り口にいればきっとチケット手に入りますよ」と励ましておいたが、あの人は入場できたかな?
部屋に戻ると他の2人はまだグッタリしていた。「サイゼリヤ」で朝食を食べる予定だったが、みんな
「食べる気しねえ」ということで各々コンビニ等で買って済ませた。第二試合なのでまだまだ時間はあったが、せっかく甲子園に来たのに狭いホテルの部屋でウダウダしているのは勿体無いので、
「チェックアウトお願いね」と言って独りで甲子園に向かう。

いよいよアルプススタンドに入場

また周辺をブラブラしていると、思わぬ知り合いに会う。まさか甲子園に来ているとは思わなかったのでびっくりした。段々と応援のオレンジのTシャツが増えてきたので早めにアルプス入り口のテントの中に並ぶ。1時間30分位待ったかな、いよいよアルプススタンドに入場である。この瞬間は最高に心ときめく。反対側のアルプスがパノラマのように立体的かつ鮮やかに目に入ってくる。あの感じはどうしても写真では再現できないから悔しいね。

力強い雄叫びに、初勝利を確信

我々「石甲会」のメンバーは前の方に座るという予定になっていたが、あそこはネットが目の前にあってとても見づらい。なので我々は中段(31列目、掛布の背番号なので)に座った。ここならダイヤモンドがちょうどいい鳥瞰で見渡せるのである。
ノックが終わり選手たちがアルプススタンドに挨拶に来た。この時、
「おっしゃ〜!やったるで!」という感じで選手たちが拳を上げて雄叫びをあげたのだ。全員リラックスしているのが手に取るように解り、
「これは甲子園初勝利間違いない」と確信した。

石橋高校甲子園初勝利

フワフワ気分

帰りはオレンジのTシャツを着替える人が多かったが、我々はあえて着たままで電車に乗った。何故ならば、
「とても誇らしいから」駅のホームでも、電車の中でもオレンジのTシャツを着た同志とは目が合うとニッコリしたり、手を上げたり。その度にゲンジから、
「あの人知り合い?」と聞かれるが、
「いや、知らない人」
新大阪駅では、僕らに二人のおっちゃんが声をかけてくれた。一人目は敗れた「聖和学園」の父兄で、よほど悔しかったのだろう、
「2点は実力で取られたが、残りの3点は応援団に取られたな、ハハハ」と苦笑いしていた。もう一人のおっちゃんは地元の人で、
「これからは石橋と大社を応援するよ」と言ってくれた。
新大坂駅では、石高野球部の後輩グループとも会った。みんな50過ぎの親父だが一瞬で当時にワープして、可愛くて仕方がなかった。大きくなった奴もいたが、おおむねみんな変わってなかった。新幹線の中ではたこ焼きまで差し入れしてくれた。こちらから差し入れしなければならないのに、本当に気がきく可愛い後輩だ。その後も沢山の人に、
「行ったんですね!」とか言われて、最高に嬉しかった。こんなに誇らしくフワフワした気分で列車に乗ったのは初めてである。都内に入ってからも、宇都宮線で、
「國栃野球部のOBです!やりましたね」と爽やかな青年が声をかけてくれたり、中学生くらいの娘が僕の背中を見て、お父さんに
「石橋だって」と囁いていた。そしてお父さんが声をかけてくれていろいろお話しした。
「6回までテレビで応援していた」
「娘が吉田マネージャーの弟?さんと同級生」とのこと。
こんなに知らない方から声をかけられたのは初めての経験で、
とても誇らしく嬉しかった。本当にいい夏の思い出をありがとう。


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